ホエイプロテインでお腹がゴロゴロする…そんな経験はありませんか?
筋トレやダイエットを始めると、多くの人が最初に手にするのがホエイプロテインだと思います。
筋肉の材料となる良質なたんぱく質を効率よく摂取できる事から、初心者からアスリートまで幅広く利用されています。
しかし、その一方で、
- お腹がゴロゴロする
- ガスが溜まりやすい
- 下痢になる
- 腹痛が起こる
このような症状に悩まされる人も少なくありません。
「プロテインが体に合わないのかな…」
そう思って飲むのをやめてしまう方もいますが、実はプロテインその物が悪いのではなく、腸内環境や乳糖(ラクトース)を分解する力に影響されるケースが多いのです。
そして近年では、腸内環境を整える事が筋肉づくりだけでなく、美容や免疫機能の維持にも深く関係していることが、多くの研究で示されています。
今回は、乳酸菌の働きを中心に「身体づくりは腸から始まる」という視点で詳しく解説していきます。
ホエイプロテインでお腹を壊す原因とは?
ホエイプロテインは牛乳由来のタンパク質です。
製造方法によって乳糖の量は異なりますが、一般的なWPC(ホエイプロテインコンセントレート)には、乳糖が比較的多く含まれています。
本来、乳糖は小腸でラクターゼという消化酵素によって分解されます。
しかし、このラクターゼの働きが弱い人では乳糖を十分に消化できずに大腸まで運ばれます。
そこで腸内細菌による発酵が起こり、
- 腹痛
- 下痢
- ガスの増加
- お腹の張り
などの症状が現れることがあります。
日本人は乳糖不耐症が多い
乳糖不耐症は珍しい体質ではありません🤔
世界では成人のおよそ65%が乳糖を十分に分解できないとされており、特に東アジアでは割合が高いことが知られています。
日本人も例外ではなく、多くの人が成長とともにラクターゼの活性が低下します。
そのため、牛乳では症状が出なくても、プロテインを毎日飲み始めたことで初めてお腹の不調に気付くケースもあります。
これは体質によるものであり「プロテインが悪い」というわけではありません。
身体づくりは筋肉ではなく「腸」から始まる
筋肉を大きくするためには、
- トレーニング
- たんぱく質
- 十分な睡眠
が重要です。
しかし、見落とされがちなのが腸内環境です。
どれだけ高品質なプロテインを飲んでも、栄養を吸収する腸の状態が悪ければ、その栄養を十分に活かすことはできません。
近年ではトップアスリートの間でも「腸活」が注目されるようになり、コンディション維持のために腸内環境を整える取り組みが広がっています。
つまり、筋肉を育てる土台は「腸」にあるといっても過言ではありません。
乳酸菌とは?酵素との違い
「乳酸菌」と「酵素」は同じようなものと思われがちですが、実は役割が大きく異なります。
乳酸菌は糖を利用して乳酸を作り出す微生物で、ヨーグルトや味噌、ぬか漬け、キムチ、納豆などの発酵食品にも含まれています。
一方、酵素は私たちの体内で働くタンパク質で、食べ物の消化や栄養素の代謝など、生命活動を支えるさまざまな化学反応を助けています。
つまり、
- 乳酸菌は腸内環境を整える存在
- 酵素は身体の働きを支える存在
という違いがあります。
どちらも健康維持には欠かせない存在ですが
それぞれ役割が異なるため、混同しないよう頭の隅にでも知識として捉えておきましょう。
乳酸菌が身体づくりをサポートする理由
乳酸菌は腸内で乳酸を作り、善玉菌が活動しやすい環境を整える働きがあります。
その結果、
ことが期待されています。
もちろん、乳酸菌を摂るだけで筋肉が大きくなるわけではありません。
しかし、身体づくりでは「摂った栄養を効率よく活用できる身体」を目指すことが重要です。
その土台となる腸内環境を支える存在として、乳酸菌は注目され続けています。
腸は最大級の免疫器官でもある
私たちの身体の免疫細胞の多くは腸管周辺に存在しています。
腸では毎日、食べ物だけでなく細菌やウイルスなど、さまざまな異物に接しています。
そのため腸は、消化器官であると同時に身体を守る重要な免疫器官でもあります。
乳酸菌は腸内細菌のバランスを整えることで
をサポートすると考えられています。
「免疫力を高める」と断定することはできませんが、健康を維持するうえで腸内環境を整えることは重要な要素の一つです。
「腸-筋肉相関(Gut-Muscle Axis)」
近年の研究では、「腸」と「筋肉」の関係にも注目が集まっています。
腸内細菌は食物繊維などを分解して短鎖脂肪酸を産生し、これらはエネルギー代謝や全身の健康維持に関わることが分かってきました。
また、腸内環境は栄養素の利用や炎症反応の調節にも関係している可能性が示されており
「Gut-Muscle Axis(腸-筋肉相関)」という考え方が広がっています。
現時点では研究が進行中の分野ですが、身体づくりにおいて腸内環境を整えることの重要性は、今後さらに注目されるでしょう。
腸内環境は美容にも深く関わる
腸内環境と肌の関係は「腸-皮膚相関(Gut-Skin Axis)」として研究が進められています。
腸内環境が乱れると、肌のコンディションに影響を与える可能性があることが報告されており、美容の分野でも「腸活」が注目されています。
もちろん、乳酸菌だけで美肌になるわけではありません。
しかし、
を組み合わせることは、美容と健康の両方を支える基本になります。
乳酸菌と酵素を毎日の健康習慣に取り入れるという考え方
健康的な身体づくりでは、プロテインだけに頼るのではなく、毎日の食生活全体を見直すことも大切です。
僕自身も、プロテインでタンパク質を補うだけではなく、
- 発酵食品
- 食物繊維
- 乳酸菌
- バランスの良い食事
を意識しています。
その一つとして取り入れているのがベルタ酵素です。
ベルタ酵素は、植物由来の発酵エキスを中心に、美容や健康を意識した毎日の食生活をサポートする健康食品です。ベルタ酵素の特徴とも言える所でありますが有胞子性乳酸菌が配合されています。
この有胞子性乳酸菌は芽胞という殻を持ち、一般的に胃酸や熱の影響を受けにくい特徴がある為
腸まで届きやすいと言える乳酸菌なのです。
注意点として飲むだけで筋肉がついたり、乳糖不耐症自体が改善したりするものではありません。
しかし、「食生活を見直したい」「美容や健康も意識しながら身体づくりを続けたい」という方にとっては、日々の健康習慣を支える選択肢の一つになるでしょう。
ベルタ酵素の成分や特徴、実際に試した感想については、別の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
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ホエイプロテインでお腹を壊す人への対策
もしホエイプロテインを飲むたびにお腹の調子が悪くなる場合は、次のような方法を試してみるのもおすすめです。
- WPI(ホエイプロテインアイソレート)やソイプロテインへ変更する
- 一度に飲む量を減らす
- 空腹時を避けて飲む
- 発酵食品や乳酸菌(ヨーグルト等)をプロテイン補給時にセットで摂取したり毎日の食事に取り入れる
WPI製法によるホエイプロテインは確かに優秀です。しかしその分にコストがかかるというのも事実です。またソイプロテインでも身体作り自体は問題なく行えます。ですがやはり大豆独特のモサっとした舌ざわりが苦手という方も居られます。
そこでオススメしたいのがビタミン・ミネラル配合のオールインワンタイプであり2種類のプロテインを配合したハイブリット型プロテインがULTRAプロテインとなります✨
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※症状が続く場合や強い腹痛・下痢がある場合は、自己判断せず医療機関に相談しましょう。
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まとめ
ホエイプロテインでお腹を壊す原因の一つは、乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」の働きが十分でないことです。
一方で、乳酸菌は腸内環境を整え、栄養を活用しやすい身体づくりを支える存在として注目されています。
また、近年では腸と筋肉、免疫、美容との関係についても研究が進んでおり、身体づくりを考えるうえで「腸」は欠かせないキーワードになっています。
プロテインだけに目を向けるのではなく、発酵食品や乳酸菌を取り入れ、必要に応じて自分に合った健康食品も活用しながら、毎日の食生活全体を整えていくことが、理想のコンディションづくりにつながるでしょう。
筋肉や美容は個々のトレーニングで育ちます。
しかし、その筋肉や美容を支える土台は毎日の食事と腸内環境にあります。
参考文献
- National Institutes of Health(NIH)「Lactose Intolerance」
- MSDマニュアル家庭版「乳糖不耐症」
- 日本消化器病学会(消化器疾患に関する情報)
- FAO/WHO「Guidelines for the Evaluation of Probiotics in Food」
- 腸内細菌と筋肉の関連(Gut-Muscle Axis)に関するレビュー論文
- 腸内細菌と皮膚の関連(Gut-Skin Axis)に関するレビュー論文


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